携帯性抜群!これぞSwitch小型ドックの完成形 C-Force CF002とCF003を購入してみたのでレビュー

公式のドックなしでTVに出力するには必需品!さらに小さくなったスイッチ用携帯ドック!携先日紹介したC-Force(CF001)の後継機が日本で気軽に買えるようになっていたので買ってみました。

C-Forceとは

KICKSTARTERというクラウドファンディングサイトで出資を募っていたスイッチ用の超小型ポータブルドックです。

KSで出資したドック(CF001)については以下のインプレ記事を御覧ください。

CF002

概要

CF001と比べてかなり小型化されているのが特徴です。ポート類も必要最低限に絞ってあるので、ハブとしての機能は果たしません。スイッチをTV出力したいだけならコレだけで必要十分です。

使用レビュー

箱の中には本体と説明書のみ入っていました。CF001と同様に、テレビに出力にはHDMIケーブルと電源(15V/2.6A)が必要です。

サイズ感はUSBメモリより少し大きいかな?くらいですかね。

問題なく使用できました。公式ドックと比べると驚きの小ささですね。もう少しお手頃価格で公式で発売しないかな…笑

USBポートにPROコントローラを繋げてみたところ無事充電されました。

USBポートに有線LANも繋いで無事接続できました!

有線LANもこのドックだけで使えるし、もうコレだけで良くない?(真顔)

断線に注意

スイッチとの接続部分を曲げたまま長時間使用していると断線してしまうことがあるそうです。なるべくケーブルがまっすぐなるように配慮して使用するようにしましょう。

CF003

概要

CF001と比べて軽量化し薄くなっているのが特徴です。インテリアにはCF002よりこちらの方がいいかも。

使用レビュー

箱の中には本体と説明書のみ入っていました。CF001、CF002と同様に、テレビに出力にはHDMIケーブルと電源(15V/2.6A)が必要です。

スイッチにつなぐケーブルも分離するので、持ち運びの環境によっては、薄型・ケーブル脱着のこちらのほうがCF002と比べて有利になる場面がありそう。

こちらも問題なく使用できました。CF002と比べるとスマートに見えますね。

USB接続による有線LANも動作確認できました。USBポートが3つついているので、純正のドックと同等の機能を持っていることになりますね。

CF001・CF002・CF003比較

まとめ

ざっくり表にまとめてみました。

CF001CF002CF003
サイズ(mm)58×58×1222x68x1252x61x10
重量(g)472642(付属USBケーブル含)
搭載ポート
  • USB-C 3.1 x 2
  • HDMI x 1
  • USB PD x 1
  • USB-A 3.1 x 2
  • USB PD x 1
  • HDMI x 1
  • USB-A 3.1 x1
  • USB PD x 1
  • HDMI
  • USB-A 3.1 X 3
  • USB-C UPLINK X 1
特徴
  • 小型
  • ポートが最小構成
  • やや薄い
  • ケーブル着脱式

サイズと重量は素人の採寸、計測なのであくまで目安として見ていただければと思います。

※USB-C UPLINKは映像出力元機器(Switch)との接続に使用するためのポートなので、他の用途には使用できません。

外見

大きさ比較です。CF002は言わずもがなですが、CF003は縦にやや少し小さくなった代わりに横に大きくなっている感じがします。

厚さは薄い順に並べると、CF003>CF001=CF002です。

重量

CF001は47g。最初は気になってなかったんですけど、他の2つを持ってからこいつを持つとちょっと重く感じますね。

CF002は26g。言うことなし。

CF003は28g…ですが、他の2つはSwitch本体とつなぐケーブルを含んでいるので、同じ条件にするために、付属のケーブルを刺すと42gになりました。CF001より少し軽いくらいですね。

キャリングケースで全部入りで携帯できる

下記記事で紹介した、Ketenのキャリングケースにスイッチ本体、ACアダプタ、スタンド、ストラップx2、C-Force(CF002)、HDMIケーブルを全て収納してみました。ちなみにスタンドは最強のスタンドを使用。

CF001だと少しきついかな?という気がしていたのですが、CF002だと無理すること無く収納できました。

サイズ感はアミーボと比べていただければわかるかと思います。

このサイズを持ち歩くだけでTV出力できるなんて…最強だぜC-Force…

感動のあまりお泊りセットと名付けることにしました。

ここで任天堂が提案するTV出力持ち歩きセットを御覧いただきましょう。

…ノーコメントでお願いします。

CF002・CF003の良いところ

評価ポイントは3つ

  • 小さいので気軽に持ち運ぶことができる
  • 公式ドックによる排熱問題を解消できる
  • ポートやサイズで使用者が必要な構成で商品を選べる

何と言っても売りは携帯性でしょう。排熱問題も解決できるので、ドックをごりごりしたくないかたはこちらがおすすめです。

ごりごりしたい方はぜひこちらのゴリゴリ記を御覧ください。

CF002・CF003の残念なところ

気になるのは5つ

  • 純正ドックセット(ACアダプタ、HDMIケーブル付)と比べるとやや割高
  • 接触不良が起きる  対処法あり
  • 電源の制約が厳しい
  • ケーブルが脱着できないモデルは断線が怖い
  • 将来使えなくなる可能性が0ではない

接触不良が起きる → 対処法あり

接触不良についてですが、TVに接続する最初の段階で発生します。接続しても認識されないことが多いです。この問題はスイッチとのケーブル抜き差しをすることで解消されます。

追記:2017/9/6

この問題は、ACアダプタを挿してから間もなくスイッチに接続すると発生します。ACアダプタを挿して少し間をおいてからスイッチに接続することで問題は発生しなくなりました。

追記:2017/9/30

スイッチの電源を付けてから接続することでドックに認識されTVモードに移行することがわかりました!

電源の制約が厳しい

電源の制約ですが、これはC-Forceではなく、スイッチ側の問題なのですが、15Vで2.6A以上の出力でないと機能しないので注意が必要です。持ち運び用に純正のACアダプタを素直に買っておくのが吉です。

ケーブルが脱着できないモデルは断線が怖い

断線問題ですが、CF001とCF002はケーブルを脱着することができず、本体から伸びていて邪魔です。収納時には折り曲げたりしてしまうわけですが、断線するんじゃないかとビクビクしながら収納しています。一応、ケーブル周りはしっかり作られているので、多少は安心できますが…コレばっかりは。時間が経ってみないと分かりませんね。

使用時、収納時になるべくコードが真っ直ぐなるように配慮しておきましょう。

将来使えなくなる可能性が0ではない

キックスターターで出資を募っていたCF001では純正と同じプロトコルを使用しているので使えなくなることは無いと断言していましたが、これも時間が経ってみないと分かりません。

さいごに

C-ForceはSwitch以外にもMacBook ProやGalaxy等にも対応しているようですが、私はスイッチで使用するならば、という観点で述べてきました。

CF001はケーブルの刺さりが悪く、CF002、CF003ではそれが改善されているようなのでそちらを買うのが無難です。しかし、C-Force直営店ではCF001のみの取り扱いで、CF002とCF003の取り扱いは2017年8月時点ではありません

2017/8/27現在、AmazonでCF002・CF003を取り扱っているKTRMはC-Forceの国内正規代理店で、こちらの店舗の購入すると1年間の保証がつくようです…っょぃ…

なんて便利な世の中になってしまったんだ…わくわくしながらキックスターターで出資して手に入れる必要なんて無かったんかー!!!(´;ω;`)

残念に思うKS支援者が沢山いることでしょうが、そういった支援者のお陰でAmazonで買えるようにもなったと自分に言い聞かせて心を落ち着かせましょう…

ビジネスホテルでやるスイッチは控えめに言って最高だぞ?

それでは!