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APFSとは
アップルの新しい高速なフォーマットです。
Apple File System(APFS)は macOS 10.13 以降を使用する Mac コンピュータのデフォルトのファイルシステムで、強力な暗号化、領域共有、スナップショット、高速なディレクトリのサイズ調整、および基本的なファイルシステムの向上を特徴としています。APFS は最近の Mac コンピュータで使用されているフラッシュ/SSD ストレージに最適化されています
公式の説明より引用です。
SSDをAPFSでフォーマットできなかった
検証に使用しているSSD
下記のSanDiskポータブルSSD Extreme Portable(SDSSDE60-2T00)で検証しています。
選択肢にAPFSが表示されない
ぱぱっと設定できる項目からフォーマットをためしましたが、フォーマットする形式にAPFSの表示がありませんでした。
どうやら「Mac OS拡張」形式で一度フォーマットしたドライブをAPFSに変換という手順を踏む必要があるそうです。
フォーマットにAPFSの選択肢はありませんでしたの図。
Mac OS拡張からAPFS変換で失敗する
一旦「Mac OS拡張」でフォーマットしてからAPFS変換しようとしても、失敗します。
「A GUID Partition Table (GPT) partitioning scheme is required. 操作が失敗しました…」というエラーが出てしまいます。
SSDをAPFS形式でフォーマットする方法
フォーマット
Finderのアプリケーションフォルダの中からさがすか、Spotlightで直接ディスクユーティリティを起動しましょう。
アプリケーションフォルダ内を検索してあげると簡単に見つかります。
もしくはspotlightで直接立ち上げちゃいましょう。
立ち上がったらまず画面上部のメニューから「表示」→「すべてのデバイスを表示」(⌘+2でも可)を選択します。
- すべてのデバイスを表示する前の状態
- こちらがすべてのデバイスを表示した後の状態です。
ウィンドウ左のストレージの表示が変わっているのがわかります。
次にフォーマットしたいストレージの根本(ツリーの上部)を選択して消去を押下します。
名前を適当に入力した後次のように設定してください。
- フォーマット:Mac OS拡張(ジャーナリング)
- 方式:GUIDパーティションマップ
正しく設定したか確認したら消去をポチっと押しちゃいましょう。
APFS変換
次にMac OS拡張(ジャーナリング)でフォーマットしたドライブをAPFSに変換していきます。
今度はツリーの上部ではなく子供を右クリックしてAPFSに変換を押下します。
確認が出るので変換を押下しましょう。
変換が完了すると完了ボタンが色づくので完了したらぽちっといっときましょう。
ストレージを確認するとAPFSボリュームと表記されているのがわかります。
SanDiskポータブルSSD Extreme PortableをAPFS形式でフォーマットする手順は以上です。お疲れ様でした。