MESHROOM Sにケースファンを無理やり追加して
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何故ケースファンを追加するのか
MESHROOM Sで自作PCを組んでから使用していましたが、平常時にChipset温度が高いことが気になっていました。
具体的にどこの温度を示しているかわかりませんでしたが、チップより、M.2あたりに風を送るといい感じに温度が下がっているように見えました。
対策前のM.2のヒートシンクは触ってみたらかなりアチアチだった
取り付けるファン
今回は50mmと80mmを購入してみましたが、とりあえず80mmだけ使用します。
設置場所と設置方法
MESHROOM Sにはケースファンを設置できる場所がありません!!無理やりつけていきます。
ロックタイを使用してフレームとネジ穴を使用して上を固定し、下側は電源付近の穴を通して固定しました。
向きは吸気。チップセットやM.2に向けて直接新鮮なエアーを取り込んで当ててあげる感じです。
ロックタイがあり、サイドパネルがしっかり閉まらなくなりますが、問題ないレベル。
動かすとこんな感じ。位置に気をつけないと、M.2のヒートシンクにあたってしまうので、ロックタイのテンションで調整してあげたほうが良いです。
ファンの設定
ファンはこんな感じに設定しました。基本的に音が気にならないところまで回し続けておいて、CPUの温度が上がってきたらガンガン回すような設定に。1400回転くらいまでは特に音は気にならない感じで静かなファンです。
効果抜群でしっかり温度が下がった
左がファン追加前、右がファン追加後です。
どちらもアイドル時の温度です。
CPUパッケージの温度はともに46度ですが、マザーボードが46度から38度に。チップセットが79度から66度に下がっています。
M.2の温度も比較はしていませんが、ヒートシンクに余裕で触れるくらいには温度が下がっています。
さいごに
MESHROOM Sにファンを追加して、ケース内の温度改善を行いました。
全面メッシュな通気性は良いケースですが、エアフロー的に前面に設置しているラジエーターファンに頼り切らざるをえないので、ケース内に温度がこもってしまいがちになりそうです。
一旦このまま使い続けて、また温度が気になるようでしたらグラボ側か、上面に吸気ファンをつけられないか画策してみようと思います。
それでは良い自作PCライフを!